新年明けましておめでとうございます。今年はいつになく穏やかな年明けであったように感じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、昨年を医療の問題に限って振り返りますと、特に小児医療を取り巻く状況が非常に厳しくなっていることが実感されます。札幌市では小児科の減少に歯止めがかからず、開業医の高齢化とも相まって、休日当番体制が維持できなくなり、当番体制が縮小されたのは皆様もご承知のことと存じます。長く続いた国の低医療費政策により、病院だけでなく診療所の経営も厳しくなっており、また札幌のような大都市であっても少子化の進行が小児科診療に与えた影響は少なくないものがあります。
現在、日本だけでなく世界においても、社会・経済・環境・平和の問題など、あらゆる面において深刻な課題が山積しております。そういう厳しい状況において、これからの未来をつくってゆく子どもたちのために、いかにより良い環境を整えることができるかが、私たちの大きな課題と責務であると考えています。私たちのいま目の前にある様々なおかしなこと、間違っていることに対して、きちんと声を上げ変革や是正を求めるアクションが今後一層求められているのはではないかと思います。
今年がより良い年になることを、皆様のご健康とともに祈ってやみません。
医療法人社団のえる小児科院長 瀬川雅史